百日ぜき増加傾向 人吉では警報レベル 県内

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 長期間にわたってせきが続く百日ぜきの患者報告数が県内で増加傾向にあり、人吉では警報レベルとなっている。新生児が感染すると重症化する可能性があり、国立感染症研究所は注意を呼びかけている。


 百日ぜきは、百日ぜき菌が原因で起き、主にせきなどから飛沫[ひまつ]感染する。潜伏期間は1週間から10日程度。初期は風邪のような症状だが、次第にけいれん性のせきが起こる。息を吸う際の「ヒュー」という音、夜間に発作が多いのが特徴。


 感染研によると、従来子どもの病気ととらえられていたが、ここ10年ほどで成人患者が増えているという。


 県によると、県内48定点医療機関からの患者報告数は7月18日までの1週間で6人あり、ほぼ1年ぶりに週当たり5人を超えた。特に人吉では、定点平均が警報レベルの1・0人。年齢別では3歳児が1人、10~19歳が3人、20~29歳が2人。


 感染研は「大人は軽症が多いので長期間せきが続いても受診しないケースがみられるが、新生児へ感染する可能性もあり、注意が必要」と話している。(東寛明)

 

(熊本日日新聞 2010年7月24日朝刊掲載)

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