40歳以上の喫煙・・・県内男性30.5% 「完全禁煙でリスク減を」

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 県内の40歳以上男性の喫煙率は30・5%で、このうち1日20本以上を吸う人の割合は全国で6番目に高い。こんな結果が厚生労働省の2007年度地域保健・老人保健事業報告で分かった。


 07年度に市町村が40歳以上の男女を対象に実施した基本健康診査の受診者全国約1344万人のデータを集計。県内は約17万1300人。喫煙するかどうか、喫煙者には1日の本数が20本以上か未満かを聞いた。


 その結果、熊本の喫煙率は男性が30・5%で、全国で11番目に高かった。1日20本以上吸っているのは20・6%で、全国6位。20本未満は9・9%。20本以上の割合が20本未満の2倍以上あったのは、熊本と愛媛だけで、熊本の中高年男性が"ヘビースモーカー"の傾向にあることがうかがえる。


 全国では、山梨が37・9%と最も高く、石川と山形が35・9%と続いた。全国平均は27・7%。最も低いのは広島の16・3%で、トップ山梨の半分以下の割合だった。


 女性の喫煙率は、北海道が11・4%と最多で、以下大阪、東京の順。全国平均は6・0%、最小は鹿児島1・8%だった。熊本は4・6%で24位。


 たばこで起こる疾患には、肺がん、息切れや呼吸不全を起こすCOPD(慢性閉塞[へいそく]性肺疾患)、狭心症、心筋梗塞[こうそく]、寝たきりにつながりやすい脳卒中などがあり、本数が増えるとリスクも高まる。例えば、脳卒中の死亡リスクは、1日に21本以上吸う男性は、吸わない男性に比べ2・2倍に増える。女性の場合は3・9倍という。


 ただ、本数を減らすと、喫煙者は無意識に深く吸ったり、最後まで吸おうとして、かえって血中ニコチン濃度が上がるという研究もあるという。


 熊本禁煙推進フォーラム副代表の高野義久医師(八代市)は「本数を半分に減らしてもリスクが半減するわけではない。リスクを減らすには、本数を減らすのではなく、完全に禁煙してほしい」と話している。(高本文明)

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