小中高校の敷地内禁煙率 熊本は全国最低18%関連カテゴリ >> 呼吸器
調査は、同協議会の「子どもをタバコの害から守る」合同委員会などが、厚生労働省の補助事業として2003年から3年ごとに実施。今回は今年2月から全国の都道府県教育委員会を調査した。
その結果、熊本は18・4%で全国ワースト1。03年の0・5%、06年の9・1%より上昇したものの、05年に文部科学省が実施した調査の全国平均44・0%にも遠く及ばない。
県内の学校別内訳は小学校が19・4%、中学校が19・2%、高校は9・7%で特に低かった。地域別にみると、天草市と宇土市の小中学校はすべて禁煙になっている。
実施率が低いのは、熊本に次いで高知(18・9%)、長野(25・0%)。一方、100%禁煙を達成しているのは、02年に全国で初めて取り組んだ和歌山をはじめ、静岡、秋田など6県。全国の学校別平均は小学校59・6%、中学校56・3%、高校86・1%だった。
調査に当たった国立成育医療センター(東京)の原田正平医師は「周囲に喫煙者がいると子どもが喫煙をする大きな誘因となる。学校の敷地内禁煙は学校任せでは遅れる傾向にあり、教育長らの指導力が問われる。吸わない子どもたちを一人でも多く育てたい」と話している。(高本文明)
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